無印良品の情報漏えいは自分も対象?ネットストア・MUJI Cardの確認方法

MUJIアプリを使っていなくても、無印良品ネットストアの会員として利用していた方は、情報流出の可能性がある対象に含まれます。良品計画が2026年11月4日に出した第二報では、退会済みの方も含め、一部の情報が外部からアクセスされた可能性が示されました。

『ハテナのつづき』のナギです。ネットストアの会員情報と、クレジットカードのMUJI Cardでは、対象を見分ける手がかりが違います。過去の使い方に当てはまる行から、自分が何を確認すればいいか見てみてください。

目次

利用状況別|自分も対象?最初に見るところ

「アプリは入れていない」「もう退会した」という場合でも、以前の使い方によっては関係します。下の表は、第二報に照らして確認すべきところを並べたものです。複数の行に当てはまる方は、それぞれの欄を見てください。

利用状況対象の目安最初に確認すること
MUJIアプリを使った会員情報が対象に含まれる可能性登録したメールと郵送物
ネットストアだけ使ったアプリ未利用の会員も対象に含まれる可能性注文メールや会員登録の履歴
無印良品の会員を退会した退会者の情報も含む当時のメールアドレスや住所
MUJI Cardを持っている・持っていた2021年7月までの入会分がカード番号全桁の区分入会年月と利用明細
アプリやネットストアにカードを登録した一部でカード番号の一部と名義が対象となる可能性登録したカードとその利用明細
実店舗で買い物をしただけ店頭購入だけで対象になるとは第二報に記載がないアプリ・ネット会員・MUJI Cardの利用歴

たとえば、スマホにアプリがなくても、以前にブラウザーからネットストアへログインして注文していれば、ネットストア会員の行が当てはまります。注文履歴を探すときは、普段使うアドレスのほか、当時使っていたメールも手がかりになります。

一度だけ買った方が気になるのは、会員登録せずに注文した場合でしょう。第二報で明示されたのは、アプリ未利用者を含むネットストア会員です。個別の状況が気になるときは、購入時の登録状況を手がかりに、良品計画のお客様相談室に問い合わせてください。

最大約2,726万件に含まれる情報

10月30日の第一報でも、対象件数は最大約2,726万件とされていました。11月4日の第二報で分かったのは、その数字にネットストア会員も含まれていたことと、外部からアクセスされた可能性がある情報の項目が増えたことです。

対象になり得る項目は、メールアドレス、生年月日、性別、会員IDです。このうち約52万件では、氏名、住所、電話番号も含まれます。約52万件は最大約2,726万件の内数なので、数字を足して対象規模を考える必要はありません。

良品計画は第二報の時点で、ダークウェブなどへの当該情報の流出や、悪用による被害を確認していないとしています。約2,726万件は影響を受けた可能性のある規模です。会員情報の中でも、どの項目が関係するかは人によって異なります。

MUJI Cardは入会年月を確認

カード番号の全桁に外部からアクセスされた可能性があるのは、クレディセゾン発行のMUJI Cardのうち、2000年10月から2021年7月までに入会した方の情報です。カードの特典に使われた過去のデータが、良品計画のシステムに残っていました。

クレディセゾンによると、2021年8月以降に初めてMUJI Cardを発行した方は、この過去の連携データの対象外です。手元のカードが新しくても、更新や再発行をしていれば入会はそれより前かもしれません。見るのは有効期限より入会年月です。

約109万件のうち、第二報時点で有効なカードは約34万5,000枚です。解約や期限切れなどで使えないものは約74万5,000件。カード番号全桁に加えて生年月日とMUJI Card IDが含まれます。カードの名義・有効期限・セキュリティコードはこの区分に含まれていません。

入会年月は、セゾンPortalかNetアンサーの「メニュー」から「お客様情報の確認・変更」を開くと確認できます。

ネットストアなどに登録したカードは別の区分

MUJI Cardを持っていなくても、アプリやネットストアにクレジットカードを登録していた方には、別に確認しておきたい区分があります。良品計画が公表したこの区分の件数は約120件です。約109万件は、先ほどのMUJI Cardの区分を指します。

約120件の区分で対象となり得るのは、カード番号の先頭6桁と末尾2桁、カードの名義です。有効期限とセキュリティコードは含まれません。第二報の資料では、該当するデータは氏名や住所などを含む会員情報とあわせて閲覧できる状態だったと説明しています。

カードを登録したこと自体で個別の該当が確定するわけではありません。登録したカードの明細に心当たりのない利用があれば、そのカードの発行会社へ。MUJI Cardならクレディセゾン、別会社のカードなら手元のカードや公式サイトで発行会社の窓口を確認できます。

明細を見る手順と再発行の考え方

MUJI Cardの明細は、スマホならセゾンPortal、ブラウザーならセゾンカード公式サイトからNetアンサーへ進んで確認できます。複数のカードを持っている方は、MUJI Cardの明細を選び、利用日・金額・利用先を照らし合わせます。

店名だけでは思い出せない請求もあります。注文確認メールやレシートと日付・金額を照らし合わせても心当たりがなければ、個別の通知を待たずにクレディセゾンへ連絡してください。同社は申し出を受けて所定の調査を行うと案内しています。

再発行は希望者が申し込めます。明細に不審な利用があるなら、わたしなら先にその請求をカード会社へ伝えます。心当たりのない請求がなくても番号変更を希望する場合は、セゾンPortalかNetアンサーで手続きでき、カードの到着には時間がかかります。

ナギ

入会日が分からなくても、手元のカードの明細は先に見られます

メールや郵送はいつ届く?

良品計画は、対象者へメールまたは郵送で順次、個別に連絡するとしています。MUJI Card会員で良品計画が連絡先を把握していない方には、クレディセゾンから案内があります。11月4日の第二報では、個々の到着日や発送が終わる日は示されていません。

引っ越しやメールアドレスの変更に心当たりがある方は、以前使っていたアドレスの受信箱や迷惑メールフォルダも見てみてください。順次連絡なので、まだ届いていないことだけで判断するのは早いです。登録情報や連絡について気になることは、良品計画へ相談できます。

今回の件を名乗る連絡が来たら、メールやSMSのリンクから手続きせず、公式サイトやアプリを自分で開くのが確実です。良品計画はメールや電話でカード情報を尋ねることはないと明記しています。暗証番号やセキュリティコードの入力を求める連絡にも注意してください。

問い合わせ先は相談内容で選ぶ

ネットストアの利用歴や個人情報に関する問い合わせ先は、良品計画のお客様相談室(0120-64-0772)です。第二報記載の受付は9時30分から17時まで。2026年12月26日までは毎日、2027年1月4日からは月曜から土曜です。

MUJI Cardの利用明細や再発行の相談先は、クレディセゾンの今回の窓口(0120-227-190)です。受付は10時から17時までで、2026年12月26日までは毎日、2027年1月4日からは月曜から土曜です。公式のお知らせには問い合わせフォームもあります。

手元に有効なMUJI Cardがある方は、入会年月と明細を先に見てください。ネットストアだけを使った方は、注文メールを探すところから。退会済みの方も、当時の利用先と登録した連絡先が分かると、どちらの窓口へ相談するか決めやすくなります。

この記事の内容は、公開時点で確認した情報をもとにしています。内容は変更される場合があるため、必要に応じて公式情報や各サービスの案内もあわせてご確認ください。

この記事を書いている人

「ハテナのつづき」を運営・編集するナギです。気になる、気になる・・・そんな疑問をきっかけに、公式の案内や資料を確認しています。大切にしているのは、まず答えがわかり、その理由と次にできることまで見つかる記事。筆名とイラストで活動しています。

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